2007年02月21日

競走馬を引退に追い込む屈腱炎

著 者: さなかひより


人間の弱点とされるアキレス腱。
馬ではこのアキレス腱は飛節の上になるので、故障を起こす場所ではありません。
その代わり馬は人間では故障を起こさない第三中手骨(掌で中指に繋がる骨)についている三種類の腱がアキレス腱(弱点)になります。

馬のこの三つの腱は浅屈腱、深屈腱、繋靭帯で、この三つがバランスよく機能することで球節を支えています。

馬の肢が地面に着地する時には繋靭帯が緊張し、浅屈腱がこれを支える働きをします。

そして肢が地面から離れる時は深屈腱が緊張し、ほかの二つの腱がゆるむという仕組みになっています。

これらの腱は多数の腱原線維からできていて弾力性に乏しいため、度重なる激しい衝撃によって腱線維の部分断裂が起きることがあります。
これが「屈腱炎」です。
過去、強い競走馬がこの屈腱炎にどれだけ競走馬生命を絶たれたかを考えると、早く走る強い馬ほど屈腱炎のリスクに付きまとわれることがよくわかると思います。

腱線維を損傷すると、その部分が腫れて熱を帯びて痛みます。
悪化すると肢を着く時には行をするようになります。

屈腱炎の治療は、完全な休養と患部の冷却、蹄鉄の高さを変えたりして傷んだ腱の負担を軽くする装蹄療法などがありますが、それらは全て一時的な治療です。
一度切れてしまった腱線維は修復しにくいので、強い運動を行うと再発する可能性が高いです。

屈腱炎が競走馬の職業病とよばれるのはこういう理由からで、毎年1000頭以上の馬がこの病気にかかっています。
屈腱や繋靭帯は競馬のレース中に強い外力が加わり、過度に伸張することで断裂することがあるからです。

強い馬ほど屈腱炎にかかるリスクが大きくなるなんて皮肉なものですね。



このアーティクルの元記事はこちらです。


競走馬を引退に追い込む屈腱炎/「競馬!Again♪」
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さなかひより
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アーティクルリソース:http://www.viralarticle.com/
posted by うまパカ at 16:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 競馬情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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